きらびやかな都市

てる。

2009年11月05日 12:32

夜の都市はビルの窓からきらびやかな照明が宝石のように、散りばめている背の高いビルの交差点を曲がると、見慣れた場所だった。つき当たりには地下がジャズ倶楽部で7階まですべてがディスコと言ったビルがあった。その横に外国人が多くいるショットバーがあり、Kは自然にそこに入っていた。
「よう、遅いじゃないか」友達が言った。
「ああちょっとな」Kは理解した。これは夢だ、白髪の男が言った夢の世界で過去に戻っているのだ。
 やったと思った。今夜はちょっと遊んで帰ろうを思った。とりあえず酒でも飲もうと思い、外国人が、たむろしているダーツがある場所を通り過ぎてカウンターに行き、500円玉を出しバーボンを注文する。
 ここは外国のようなスタイルをとっていて、一杯々その時にお金を払うシステムになっている。だから安心して飲めるので外国人も多い、ただ特別に椅子というのは無く適当に立ったままで、適当にテーブルについて飲むのだ。
 相変わらずダーツでは外国人が、オーイェー、ワオーと言って盛り上がっている。何でそんなにダーツで盛り上がるのかKは不思議だった。
 友達はビリヤードをついていた。ナインボールと言う最後に9のボールを入れた者が勝ちと言う一番ポピュラーなゲームだ。
 Kはその場に行き、バーボンを飲んだ。
「あのダーツて面白いのかな?」と言うと
「ルールが解ると面白いらしいぞ。301点から引いていくんだってよ」と言って最後の9のボールを
左のコーナーポケットに入れた。

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