Kが目黒のアパートに着いたのは、12時だった。その時はもう夢の中の出来事だとは思っていなかた。
疲れていたせいかベッドの入って直ぐに深い眠りに落ちた。
目覚ましベルと共に起きたのは朝7時だった。回りを見たが昨夜帰った、目黒のアパートではなく、今までの地元のアパートだった。
確かに夢の中では都内の夜を楽しんで目黒のアパートに帰った。そして眠った。朝起きるとここは東京ではない、あたり前の話だが、このアパートで寝たのは10時ごろで夢の中でショットバーに入って時計を見た。オレは確かに時計を見た。その時計の針りは10時30分をさしていた。
合っているのだ。時間が、朝起きるとここにいた。この時間もあう。昨日は随分はやく寝たつもりが
疲れがとれてないし、夜遅くまで遊んできた感じがする。
夢の中でもう一人の自分が次元の違う世界に行って来ている事になる。